運動療法には、高脂血症、筋梗塞・脳梗塞など動脈硬化性疾患を予防する効果

高脂血症

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高脂血症

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運動は、呼吸、循環、筋肉、神経、内分泌、代謝系など身体の機能を良い状態に保つために重要な作用をします

運動不足は生活習慣病の原因、高脂血症の原因です。

運動不足が続くと、高脂血症や肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を引き起こします。
また、内臓脂肪の増加により【メタボリックシンドローム】から、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性疾患を招く原因になる事がわかっています。
運動不足を解消して行くことが健康への切符です。

運動療法の効果

運動療法は、高脂血症の改善、筋梗塞・脳梗塞などの動脈硬化性疾患を予防する効果があります。ほかにも、運動療法の効果として、lインスリン抵抗性の改善、血圧や脈拍数の減少、HDLコレステロール値の増加、中性脂肪値の減少、血管拡張、利尿、食欲克進、体重減少、便通改善、鎮静、催眠、抗うつ作用などの効果もあります。

運動が高脂血症改善につながる理由

体内にある脂質はたんばく質と結合してリポタンパクとして血液の中を流れています。リポタンパクのうちLDLは動脈硬化を進展させる働きがあり、HDLは動脈硬化を予防する働きがあります。運動は、筋肉におけるインスリンの効きを良くし、【リポタンパクリパーゼ活性】を増やします。その結果、中性脂肪値が下がり、HDLコレステロール値が増え、高脂血症が改善されていきます。特に有酸素運動は、脂肪の利用率が高いので、脂質代謝改善には有効です。有酸素運動とは、ウオーキング、水泳、水中歩行などの大きな筋肉を動かす運動の事を言います。

運動療法は長期的に続ける事が大切

「楽である」~「ややきつい」と感じるくらいの、少し汗ばむ程度の軽い有酸素運動(50%強度)を、一回60分間、週3回のペースで行ったときのHDLコレステロール値の変化を調べた研究では、運動の頻度が増えるごとにHDLコレステロール値が増えることが分かっています。また、運動をやめてしまうとHDlコレステロール値が減って、元に戻ってしまいます。
ただし、効果が出てくるまでの期間と程度は個人ごとに差があります。焦らずに、長期的に様子をみるようにしてください。

運動の内容

基本的な運動を行う時に大切になる事は、「運動種目」「運動強度」「運動時間と頻度]です。

水泳運動療法は、大きな筋肉を繰り返し動かす運動であればどの運動でも効果がありますので、個人の好みに合った運動療法を選びましょう。
また、種々の運動を組み合わせることにより、より多くの筋肉を使うことは効果的です。ただし年齢や運動能力などによっては、安全面で配慮が必要になります。
運動の強さは、最大持久能力を示す最大酸素摂取量の50%強度が効果と安全性の面から適しています。

50%強度に相当する脈拍数の計算式は、「138-年齢×0.5」

50%強度の運動であれば、脂肪を主なエネルギー源としていて運動中の血圧上昇も軽度で、疲労物質の血中乳酸の蓄積もほとんどありません。この強度を超えた場合には、主観的にもきついと感じるようになります。さらに筋肉や関節への負担が大きくなり、けがなどの傷害発生率が極端に高まるため注意が必要です。運動療法を中止をすると、運動の効果は早々に消えていくため、運動を毎日行える習慣を身につける事が大切になります。

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