高コレステロール血症の食事療法を行う時はコレステロールの摂取は一日300㎎以下に

高脂血症

高脂血症高脂血症高脂血症の原因高脂血症の原因高脂血症の診断基準高脂血症の診断基準高脂血症の検査高脂血症の検査高脂血症の食事療法高脂血症の食事療法高脂血症の運動療法高脂血症の運動療法

高脂血症

重症の高コレステロール血症(高脂血症食事療法)

飽和脂肪酸とコレステロールを避ける必要があります

多すぎる飽和脂肪酸は、コレステロール肝臓への取り込みを妨げて低密度リポタンパク(LDL)中にためやすくします。また、インスリンの働きを悪くして、糖代謝異常の引き金になる恐れもあります。飽和脂肪酸を制限するためには、原則として飽和脂肪酸を含むバター、高脂肪のチーズやラードなどの動物性脂肪は避けましょう。バター代わりにマーガリンを少量使い、脂質がほとんど含まれないカッテージチーズを使いましょう。肉類は脂身がない部位を選び、肉類加工品のベーコン、脂身の多いハム、サラミソーセージ類も避けるのが賢明です。料理をする際に、煮込みやフライパンで焼くのではなく、網焼きにすると油を少し落とせます。コレステロールは、元来私たちの体の中で毎日作られてもいるものです。しかし、食べ物から摂取する量が多すぎる場合には、これが高コレステロール血症の原因の一つとなります。

コレステロール摂取のコツ

まずは、コレステロール摂取量を「一日300mg以下」に抑えて、血中コレステロール濃度が低下するかどうか様子を見ます。コレステロール摂取量を減らした場合に、血中コレステロール濃度が下がるかどうかは、個人差があります。日本人では約50%が、食事由来のコレステロールに反応するタイプとされています。このように、コレステロール摂取制限がよく効く人には、コレステロール含量の多い食品を避ける食事療法は効果が大きい方法です。これに対して、食事由来のコレステロールに反応しないタイプの人には、効果はあまり期待できません。厳しいコレステロール摂取制限を行うことで、食事の自由度を低くしてしまうかもしれません。まずは、自分がどちらのタイプなのか見極めるために、始めの段階で血中コレステロール濃度の変化を観察する必要があります。コレステロールを高度に含有する食品は、卵類鶏卵、(魚卵)、内臓類などです。これらの食品や加工品、料理を日常的によく食べる習慣がある人が、これら(卵類、内臓類)を食べないようにすると1日に約200mg以上のコレステロールの摂取を控えることになります。
1日の3食に卵類と内臓類を避けて、食事ごとに主菜として肉か魚を約80g程度(一般的な一食分)食べると(80~100mgのコレステロールが含まれます)、一日合計約300mg以内のコレステロール摂取量にすることができます。1食につき約80gの肉や魚の量は、高コレステロール血症の方がこれまで食べていた量と比べると、かなり制限したイメージを持つかもしれませんが、これらを少なめにする意義は大きいです。

重症の高コレステロール血症の場合

重症の高コレステロール血症の場合は、脂質の制限を強化します。特に飽和脂肪酸とコレステロール摂取を強く制限し、ビタミン類を補強します。調理にほとんど油は使わないようにします。加熱調理は、ゆでる、煮る、網焼き、蒸し焼きとすれば、油を使わずにすみます。油の香りが欲しいときは、ごま油やラー油を1滴使いましょう。サラダもノンオイルドレッシングを使いましょう。肉は一日に60gを限度として、肉の脂身や鶏肉の皮は取り除きます。魚は、自身か赤身のものを選びましょう。乳製品は、低脂肪に限ります。卵類は原則的に使えません。なお、コレスチミドやコレスチラミンなどの薬剤を長期間服用している時は、脂溶性ビタミンや葉酸塩の吸収阻害が起こる可能性があります。医師に相談して、過不足を調べ、必要に応じてこれらのビタミンや葉酸をサプリメントで補給すると良いでしょう。

スポンサードリンク