高脂血症の食事療法について。食事療法で高脂血症を解消しましょう

高脂血症

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高脂血症

高脂血症の食事療法

高脂血症の多くは、自分の身体に備わっている脂質代謝の能力を超えた食べ方を続けた結果であることが多いです。ですから、自分の身体に見合った食べ方に戻せば、自然に高脂血症を改善し、治療や予防が期待できます。また、薬物療法や運動療法を行う場合でも食事療法との組み合わせでより高い効果が継続的に期待できます。このように本来食事療法は高脂血症の患者さんにとって良い治療法ですが、なかなか効果が現われにくい場合もあります。高脂血症の患者さんは、

それぞれ自分がどのようなタイプなのか考えてみましょう

理想のタイプ

食事療法の効果が見えやすいタイプ

自分で健康管理ができるという気持ちと環境が整っている人は、食事療法に対する取り組み方が積極的で短期間に効果が見えるとが多いです。

高脂血症を治す事に積極的な気持ちがある。
規則的な生活を送ることがよいことだと思っている。
食事療法を考えた料理を作れる。
料理は作らないが、食事療法を考えた料理を選ぶことができる。
外食や人と一緒に食べるときに、食事療法を考えて、食べる量を調節できる(残せる)。
家族が自分の食事に対して協力してくれる。
友人や職場の同僚、日頃つき合いのある近所の人たちの健康管理に対する意識が高い。
食事療法について分からないことがある時に、疑問に答えてくれる人がいる。
食事療法にとって都合のよい食べ物が手に入りやすい。

食事療法の効果やその程度は、高脂血症になった原因や病気の状態によって異なりますが、一般的には、「高中性脂肪血症」なら1カ月、「高コレステロール血症」は3カ月継続できれば、効果が見えてきます。6カ月~1年以上食事療法を継続して、最終的に達成すべき脂質濃度を維持できるようになれば、再発を予防することができると判断してよいでしょう。

外部環境タイプ

食事療法の効果が表れにくいタイプ

患者さんが食事療法を行う意義を理解して実践しようとしているのに、次のような状況にあるとなかなか効果が現れにくいことがあります。

仕事柄、生活が不規則で自分の思い通りに食事を変えられない。
営業職などで、接待をしたり、接待されたりすることが多く、食べることが仕事の一部になっている。
飲食店や食料品店で仕事をしていて、食事は残ったものですませることが多い。
家族が病気あるいは介護が必要で食事療法どころではない。
身の周りでトラブルが起きて食事のことを考えている余裕はない。
家族や職場の同僚などが、健康管理に対して意識が低い。
高脂血症に効くという健康食品や民間療法を家族がすすめる。
菓子や料理の頂き物が多くて、つい食べてしまう。
家族は、自分の食事を変えることについて協力してくれない。
家族に病気のことを内緒にしている。

本人は努力したくても、周りの環境が整わなかったり、協力が得にくい場合には、かえってストレスになるので、食事療法を諦めてしまいがちになります。このような時には、食事療法のポイントを抑えた上で、改善すべき食事や栄養摂取の方法について、一つでもできそうなことを探してみましょう。食事療法でするべき項目はたくさんあるように思えるかもしれませんが、何か一つでもやってみるのと全くやらないのでは、長い間に差がついてきます。また自分で長続きしそうなアイディアを探してみるのもよいでしょう。

重症タイプ

食事療法をする気持ちがない方

遺伝的に問題がなく、食事療法が有効なはずなのに食事療法をするように医師からいわれたときに、次のように食事療法をする気がなく、その気持ちを変えられない人は、一般的に食事療法の方法を知ったとしても効果を期待しにくいものです。

高脂血症は、痛くも輝くもないし、普通に仕事も日常生活を送れているのだから、病気ではないと思っている。
自分の食事は人に指図を受けない。余計なお世話だ。
周りの人も同じような食事をしているのだから、食事を変えるくらいで治るはずがない。
病気は医者が治してくれるのが当然だ。
宴会や酒を飲むことだけが楽しみで、これを変える気は全くない。
食事療法などというものは、趣味に合わない。
自分の体質なのだから仕方がない。
高脂血症によく効く薬を処方してもらったので、食事療法は必要ない。

このような患者さんは、自分の身体をぜひいたわってください。食べ方を間違えて病気になったのだとしたら、食べ方を修正することは、理にかなった経済的負担の軽い治療方法です。

食事療法のポイントについて

バランスのとれた食事高脂血症の食事療法で症状が改善されてきても、正常な状態に戻ったとたんに、好きなように飲み食いしていては今までの苦労が台無しになってしまいます。一度正常な状態に体が改善したら、再発を防ぐために節度を保ち、自分の身体の状態にあった食生活を続けることが大切になります。事療法は決して難しいものではありません。また、患者さんが病気に対して消極的な気持ちでいる場合には、家族や友人など周りの方が一緒に食べる食事を選ぶなど、食事療法ができるようにサポートをしてあげてください。

食事療法と薬物療法の併用

食事療法のみではどうする事もできない遺伝的な原因などにより、脂質代謝に必要な酵素がない場合などには、高脂血症治療が薬物療法を中心とした治療になります。薬物療法の場合には発症率が低く、検査成績が極めて重症であり、医師からその旨を説明されるはずです。ただし、このような場合でも、食事療法は薬物療法の効果を得るために、補助的に必要になります。

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