高脂血症診断と基準について

高脂血症

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高脂血症

高脂血症の診断と基準

高脂血症は、通常は血液検査の結果によって判断されます。血液中の脂質の量を見るわけです。脂質異常症の診断で測定されるのは、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値です。

LDLコレステロール

悪玉コレステロールと一般に呼ばれることのあるコレステロールの一種

LDLコレステロールは、直接測定することが可能ですが、現在のところ計算式(Friedwaldの式)で求めます。

LDLコレステロール値=総コレステロール値-HDLコレステロール値-(中性脂肪値/5)

この式は、TGつまり中性脂肪値が400mg/dlではあてはまりません。
それでも総コレステロール値を見ることで十分です。特定検診などでは、通常の脂質異常症の検診と異なり稔コレステロールを測定せず、LDLを直接測定していますが、LDLコレステロールが正常値であっても、総コレステロールが高値であることが問題になることがあります。したがって、通常の脂質異常症の検診では測定する順番として、まず、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールを測定して検討することが重要です。この3者を測定することにより、さまざまな脂質異常症を診断します。LDLコレステロールは 「悪玉コレステロール」の代表として、どれくらい血中にあるのかを見ることが必要と考えられる場合に測定できれば良いわけですから、最初から測定する必要はありません。

脂質異常症とされる値の基準値(日本動脈硬化学会)

高コレステロール血症
総コレステロール220㎎/dl以上
高LDLコレステロール血症
LDLコレステロール‥140㎎/dl以上
低HDLコレステロール血症
HDLコレステロール‥40㎎/dl未満
高トリグリセリド(中性脂肪)血症
トリグリセリド‥150㎎/dl以上

これらの検査は、通常は12時間以上の絶食をした空腹時に採血して行ないます。ですから、検査前日は、夕食を早めに食べます。だいたい午後8時までに食べ終わるようにしましょう。検査当日は、朝食も食べません。また、前日にはお酒を控えたり、脂質の多い食事を取るのも控えたりするようにしましょう。

高脂血症の6つの分類

どのタイプの脂質が高いのかによって治療も異なる高脂血症の分類には、6つに分ける方法もあります。

Ⅰ型
カイロミクロンというリポタンパクが増加したもの(コレステロール値は正常で中性脂肪だけが極めて高い値とするもの)
Ⅱa型
LDLコレステロールだけが増えているもの
Ⅱb型
LDLコレステロールとVLDLというリポタンパクだけが増えているもの
Ⅲ型
レムナントというリポタンパクの一種が増えているもの
Ⅳ型
VLDLが増えているもの
Ⅴ型
カイロミクロンとVLDLという脂質が増えているもの

大事なことはどのリポタンパクが増えているのかを見極めることです。それぞれについて、原発性か続発性と呼ばれる原因が考えられ、また、治療法や生活上の注意点も異なります。詳しい点については、医師に説明を聞いてみましょう。食事や運動だけでなく、薬を使う治療もありますが、その場合にも、もちろん医師の説明のもとに正しく行なうことになります。

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