高脂血症検査は、問診、採血検査、体重測定、腹囲測定などが行われます

高脂血症

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高脂血症

高脂血症検査

問診

問診票を記入医師に検診結果を持っていくと、採血検査はもちろんのこと、家族歴、生活歴についても聞かれます。
また動脈硬化性疾患に関する症状も聞かれるでしょう。
①家族の人は何らかの病気がありますか??
両親や兄弟姉妹の病気、死因、特に循環器疾患の有無、糖尿病、コレステロール血症の有無などが聞かれます。
②生活習慣はどうですか??
肥満歴、アルコール摂取量、タバコ喫煙の有無、食べ物の好みなどが聞かれます。
③動脈硬化性疾患はありますか??
心臓病では胸痛発作があるかどうか、脳梗塞では運動麻痺があるかどうか、大腿動脈閉塞症では歩行時の筋肉痛などの有無が聞かれます。

採血検査

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血糖(ブドウ糖)、肝機能(γGTP、コリンエステラーゼ、AST、ALT)や、腎機能(クレアチこン、尿素窒素)の検査を行い、高脂血症の原因や合併症を調べます。

①糖尿病はみられるか?
糖尿病を発見するために行います。空腹時の血糖126mg/釧以上、ヘモグロビンAIC(HbAIC)6・5%以上であれば糖尿病と診断されます。
②肝臓に異常はあるか?
γGTP、コリンエステラーゼの数値は、過食で増加し、脂肪肝もこれらの数値が高値になります。AST、ALTが高ければ肝臓の細胞が障害されていることを示します。
③腎臓に異常はあるか
クレアチ二ン1・2mg/釧以上、尿素窒素24mg/dl以上の場合は、腎臓が悪いことを示します。将来腎不全になり、透析療法が必要となることがあります。

検尿検査

尿に糖が出れば糖尿病(正常の場合は陰性) です。まれに血糖が正常で尿に糖が出る場合があり、それは「腎性糖尿」と呼ばれるもので糖尿病ではありません。尿蛋白が陽性ならば (正常の場合は陰性)腎障害がある証拠であり、糖尿病が長年続いていて腎症を起こしている場合もあります。また、ネフローゼ、慢性腎炎のこともあります。

体重測定

肥満度を調べるために、体重測定をします。その時、0・1~0・2短まで正確に測れる秤を用いて体格指数(BMI)を求めます。BMIは、体重(kg)を身長(m)で2回割ったもので、「芦が理想的です。「嬰以上は肥満で過食があると判定されます。

腹囲測定

高脂血症は、最近取り上げられているメタポリツクシンドロームの一つの症状としてあらわれていることがあります。メタポリックシンドロームは、内臓肥満が原因となり、高中性脂肪血症(150ml/dl以上)、低HDLコレステロール血症(40㎎/dl未満)、糖尿病(血糖値110mg/dl以上)、高血圧(135mmHg/85mmHg以上)を合併し、動脈硬化を発症しやすい状態です。従って、中性脂肪が高値の場合には、血圧、血糖検査のほかに内臓脂肪蓄積肥満の診断のため、腹囲をへその高さで測ります。男性85cm以上、女性90cm以上が内臓肥満とされます。

定期的な検査が大切です

高脂血症の検査では、機会があるごとに採血を行い、その時に血清脂質の検査を行うことが必要です。採血検査では、「総コレステロール」「中性脂肪」「HDLコレステロール」 の3種類を測る必要があります。また、「LDL(悪玉)コレステロール」もできれば測りましょう。

採血の時のルール

採血をする時には、いくつかの点に注意する必要があります。脂質に関する採血は、朝食抜きの午前中にするのが原則です(食後7~8時間後でも可)。食後のコレステロール値は変わりませんが、中性脂肪は食後3~4時間後に最大となり、食前値の約50%増になります。そのため、やむを得ず食後3~4時間に採血する場合は、その食後の値に2/3を掛けると、食前値が分かります。しかし、できれば中性脂肪を正確に測れる時間帯に採血検査をしましょう。

一般内科を受診しよう

検診結果で、コレステロールが220mg/dl以上または、中性脂肪が150mg/dl以上の場合は、肥満、糖尿病、高血圧などがあるとより危険因子としての重みが増すので精密検査のために一般内科の医師を訪れた方がよいでしょう。また、動脈硬化性疾患や高度な高コレステロール血症で家族性高コレステロール血症などが疑われた場合には、内分泌代謝、循環器などの専門医を訪れましょう。

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