高脂血症と関わりの深い動脈硬化について

高脂血症

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動脈硬化図解動脈硬化図解動脈硬化とは、動脈が弾力を失い硬くなってしまう疾患です。動脈硬化は自然な老化現象の1つで、幼児期から硬化は少しずつ始まっています。そして、20歳あたりから硬化速度は速まります。動脈は、ホースのような管ですが、その管の壁は、主に「内膜」「中膜」「外膜」 の3層構造になっています。いちばん内側の内膜は、内皮細胞と基底膜から成るなめらかな層です。内膜がなめらかであるために、血液は滞りなく流れていくことができるのです。中膜は、平滑筋と弾性線経から成っています。動脈の平滑筋は静脈に比べて厚くなっているため、高い血圧にも耐えられるのです。このように、動脈硬化とは、老化で血管自体の弾力性が失ゎれたり、動脈壁にコレステロールが滞留したりしたために血流が滞る状態の事です。

3つの動脈陳化

動脈硬化には、粥状硬化、中膜硬化、細動脈硬化の3つがあります。動脈は、心臓から出たところでは直径が3cmほどある太いものですが、どんどん枝分かれをして細くなっていきます。直径が太いものから順に、大動脈、中等大動脈、細動脈と分類されます。細動脈の直径は、0.3~0.01mmほどとなります。

粥状硬化
大動脈から中等大動脈で起こるもので、内壁に傷がつき、粥状の固まり・腫痛(その中身はコレステロール)ができて血流が滞るものです。
中膜硬化
中等大動脈で起こりやすいもので、中腹に石灰が沈着して血管の弾力性が失われるために血流が滞るものです。
細動脈硬化
腎臓など内臓の細動脈壁に線経が増殖して血管の直径が狭くなり、血流が滞るものです。中高年齢となると、平滑筋細胞に変性や現象が見られるため、中腹を主体とした硬化が起こります。ただし、内膜には問題がないため血管自体の内径はそれ程狭くなりません。したがって、健康上重篤な事態に陥ることはほとんどなく、自然な老化現象ととらえられます。

動脈硬化の原因

動脈硬化を促進する要因には、加齢も入っています。加齢は個人の努力で軽減できるものではありません。ですから最大の危険因子といっても良いものです。一般に、男性は40代後半から、女性は50代からが危険因子となります。性別によってもリスクがあります。一般に女性よりも男性の危険度が高くなっています。ただし、女性も閉経後は危険性が上昇します。これは、女性ホルモンのエストロゲン分泌量が減少するためです。エストロゲンには血管年齢を若く保つ働きがあるのです。危険因子には遺伝も挙げられます。また、喫煙やストレス、運動不足、肥満、高血圧などさまざまな危険因子があります。こうした危険因子を2つ以上持っていると、四その相互作用により動脈硬化が速く進行することも分かっています。

粥状動脈硬化(アテローム動脈硬化)

一般的に病的な動脈硬化というのは、粥状動脈碓化を指す事が多い

粥状動脈硬化は、病的な動脈硬化の代名詞ともいえるもので、アテローム動脈硬化ともいいます。
アテロームとは、コレステロールなどの脂肪から成るもので、そもそもの原因は悪玉コレステロールや酸化LDLです。悪玉コレステロールが血管壁に侵入して蓄積され、粥膿が進行して盛り上がり、動脈の内径が狭くなり血流障害を引き起こします。

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